仕事上のストレス1位は”人間関係” ストレスをためない7つの解消法をご紹介

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社会人となり、毎日仕事に追われたり人間関係で気を使ったりと、職場でのストレスは大小さまざまなものがあります。その場で解消できたり、体を少し動かせばすっきりするような小さなストレスならいいですが、夜も眠れないほど悩んでしまうようなストレスもあります。

しかし、すべてなくしてしまおうと無理をするのではなく、上手に付き合っていくことで前向きに過ごせるようになることも多いでしょう。

この記事では、職場で感じやすいストレスとはどういったものか、そのストレスが起こる理由や症状と受ける影響について解説した上で、ストレスを軽減するために実践したい根拠のある解消法について紹介していきたいと思います。職場で一度でもストレスを感じた事のある人に、参考にしていただければと思います。

1.職場でストレスに感じることのランキング
2.ストレスが起こる理由と症状
2-1.願望と現実のズレがストレスになる
2-2.ストレスを蓄積することによりあらわれる症状
3.ストレスがたまった時にやってほしい対処法まとめ
3-1.個人でできるストレスへの対処法
3-2.働く環境を変えたい時にできること
4.まとめ

1.職場でストレスに感じることのランキング

誰しも一度は感じたことがある職場でのストレス。一般的に人はどういったことにストレスを感じているのでしょうか。

転職サイト・en転職で社会人ユーザー約1万人を対象に行われたアンケート調査で分かった
「仕事でストレスを感じるのはどのような点ですか?」という質問に対する回答をランキングしたものを見ていきましょう。
<参考:https://employment.en-japan.com/enquete/report-22/

10位:仕事内容が合わない
9位:雇用の安定性が感じられない
8位:会社の方針に納得できない
7位:仕事が多く手が回らない
6位:労働時間が長い

5位:会社の将来性が感じられない
会社の業績が横ばいもしくは不安定な状態の場合や、経営手法が古く旧態依然とした社風の会社だと、将来性を感じにくく、行き詰まりを感じてストレスに結びついているケースは少なくありません。

4位:同僚との人間関係
職場におけるストレスで多い人間関係。その中で、同僚との距離感や価値観の違い などがストレスになるケースは多いです。ちょっとした言葉の行き違いで何となく付き合いづらくなるといったことが起こりがちです。

Twitterより:
しょっちゅう大したことじゃないのにストレス発散とか言ってあっちこっちで同僚の悪口言ったり、当たったりされるとこっちがストレスたまる。 それに、そうゆうやり方って、余計ストレスが大きくなるんだよ、ばーか。
https://twitter.com/nxdILURubb80qxR/status/1045455061348831232

 

3位:成果に対して給与が低い
営業職や販売職に就いている人には特に起こりがちなストレスでしょう。実績を重ねても給与が変わらない、上がったとしてもアップした金額が少ないといった場合、自分を正当に評価してくれていないと感じてストレスを抱えやすくなります。

Twitterより:
夜、串揚げを食べた。週に1回は揚げ物料理を食べたくなる。福祉業界の知り合いと一緒に仕事の愚痴を話した。介護業界の労働条件は悪くなる一方だが、もうベテラン経験年数なので引くに引けない。介護業界で管理職をしても給料は低い。過去、働いていた電子やIT業界に戻るのも大変だ。
https://publish.twitter.com/?query=https%3A%2F%2Ftwitter.com%2Froger1roger1%2Fstatus%2F1053599883834183680&widget=Tweet

 

2位:仕事を長く続けられるイメージが持てない
異動が多い、女性の先輩社員が出産などで育児休暇を取れずに退職する、キャリアアップできるような社内制度や評価制度がないといった状況だと、この会社で働き続けたいという意欲が低下すると同時に将来への不安からストレスがたまりやすくなります。

Twitterより: いまの職場は、田舎の狭いコミュニティと似ている。ヒマだから、人間関係のことばかりネタになる。陰口や中傷も横行して、できる若手は見切りつけて退職。雰囲気はほんと悪く、まともなのはごくわずか。プロパー社員は世間知らずばかりだし。
https://twitter.com/bay01tigers99/status/1031283043405709312

 

1位:上司との人間関係
職場でストレスを感じる理由として常に上位にランクインするのが上司と良好な人間関係が持てないというものです。パワハラやセクハラといった切実な原因だけでなく、「正当な評価をしてくれない」「指導力を感じない」「気分にムラがある」など上司本人に対して尊敬の念を抱きにくい状況もストレスを感じやすいと言えるでしょう。

Twitterより:
私のUC発症原因は明確で、パワハラ上司によるストレス。1分も気を抜けない業務量の多さと毎日の深夜残業。私は体育会系なのでなんとか頑張っていましたが、心より体が悲鳴をあげました。いまはその上司は別のところに異動して職場環境はよくなりました。
https://publish.twitter.com/?query=https%3A%2F%2Ftwitter.com%2Fkojik94686574%2Fstatus%2F1054383695870623744&widget=Tweet

 

職場で感じるストレスとしてランキングの上位に入ってくる内容は、多かれ少なかれ誰もが悩んでいたり、過去に悩んだ経験があるものばかりです。こうしたストレスは自分だけではなく、誰もがいつでも感じてしまう可能性がありますから、こうした状況になった時どう対処したら良いか、対処法を身につける事が大切になってきます。

2.ストレスが起こる理由と症状

程度の違いはあるにせよ、人は毎日何らかのストレスを受けています。前章でも紹介したように、誰もが職場でのさまざまなストレスを抱えています。しかしストレスはできるだけ受けたくないというのも本音ですね。
そこで、なぜストレスが起こるのか、ここからはその理由と症状について簡単に知っておきましょう。

2-1.願望と現実のズレがストレスになる

私たちは常に何らかの願望を無意識に持って生活しています。「こうなったらいいな」と感じたり「こうしたいな」と考えて行動しています。
しかし、抱いた願望がすべてかなうわけではありません。思ったようにいかなかったり、実現はしたけれど期待したレベルではなかったり、抱いた願望と現実とにズレが生まれると、人はストレスを感じると言われています。

このズレが大きいほどストレスも大きくなりやすいのですが、ストレスを感じること自体は悪いことではありません。
現時点ではその願望がかなっていないということを把握できて、対処の方法がつかみやすくなるからです。

問題なのはストレスを感じることではなく、ストレスを感じ続けるということです。ストレスを長期的に感じていると、自分の持つキャパシティを超えてしまい、体調を崩してしまうことになります。そうならないためにも、ストレスを上手に、そしてこまめに解消することが大切になってくるのです。
<参考URL:https://diamond.jp/articles/-/82817

2-2.ストレスを蓄積することによりあらわれる症状

毎日何らかの形で受けているストレス。抱えたままの状態が続いてしまうと体や心に影響が出て、酷い場合には日常生活に支障をきたすことにまでなりかねません。
仕事中に感じたり、あてはまったりするものがないか、今の自分自身の状態を確認してみましょう。

<心理的症状>
・イライラする、感情的になる、精神的に不安定になる
・漠然とした不安感があり気分が落ち込む、憂鬱になる
・注意力や集中力が低下する、無気力になる
・新しいことに消極的になる

<身体的症状>
・倦怠感、疲れやすい、疲れがとれない
・寝つきや寝覚めが悪い、夜中に目を覚ます、朝起きることができない
・食欲不振
・偏頭痛や腹痛、胃もたれや便秘や下痢などの消化器系の不調
・肩こり、腰痛
・動悸、めまい
・手の震え
・生理不順、生理が止まる

<行動的症状>
・仕事でミスを多発する
・遅刻や早退が増える
・すぐにぼんやりとしてしまう
・笑う回数が減る
・ネットニュースなどをだらだらと見続ける
・ギャンブルやお酒に走る
・言動が乱暴になる
・喋り方など様々な行動が早くなる
・外出を面倒に感じてひきこもりがちになる

このように、ストレスを受け続けると体や心にさまざまな不調が起こり、日常生活に支障が出るような言動も増えてきます。 特に職場でストレスを受けると、仕事をミスしたり人間関係がスムーズにいかなくなったりして、さらにひどくなると職場を離れているプライベートな時間までも楽しめなくなってしまいます。

ストレスには必ず原因があり、その原因を取り除かない限り根本的な解決にはなりません。
原因がはっきりしているものはそれを取り除くよう自らもしくは周囲に働きかけ、原因が軽減した環境に身を置くことができるようにしたいものです。

そうした自分に、そして周囲に働きかけてストレスを根本から解消させる方法について、いくつか次の章で紹介しますので参考にしてみて下さい。

 

3.ストレスがたまった時にやってほしい対処法まとめ


しかしストレスがたまりすぎてしまうと、解消までに時間がかかったり、自分一人では解消できず人の手を借りなければならなくなる可能性があります。

受けたストレスの大きさやストレスを解消できる方法には個人差がありますから、自分に合ったストレスへの対処法を見つけることが大切です。ストレスがたまった時に実践してほしい対処法を紹介していきますので、できそうだと思える方法をまず1つやってみてください。

3-1.個人でできるストレスへの対処法

ストレスを軽減するためにできるもっとも簡単なことは、自分の努力によってストレスになる原因を取り除ける方法を実行することです。次のような方法を検討してみましょう。

・願望を達成する為に、出来る事を行動に移す
第2章でお伝えしたように、願望と現実のズレがストレスの原因です。ということはこのズレをなくす、もしくはできるだけ小さくするような言動がストレスの解消につながることになります。願望を具体的に意識して、それをかなえるために出来ることを考えます。そしてできることを実際に行動として実践してみるといいでしょう。

例えば、 やりたいことリストの書き出しも一つの有効な方法です。
前日に、明日やりたいことややるべきことのリストを箇条書きで書き出しておいて、翌日はそのメモの内容を粛々とこなしていくのです。

仕事をスタートする時点でその日やるべきことが明確ですから迷いなく進められますし、明日以降でもいいことに気を取られることなく集中してタスクを片づけられます。リストすべてをクリアできたら達成感も得られますし、これを3日、1週間、2週間と続けていけばかなりのタスクをこなすことができるでしょう。

やりたいこと、やるべきことを書き出すという作業は、タスクの視覚化によって漏れをなくし、意識すべきことに集中できるため自信も高まります。タスクに限らず、会議で発言したいことや他部署と調整したいことなど、どんなこともメモにまとめることを習慣づければ、確実にやるべきことを片づけられるのでストレスが少しずつ解消していくでしょう。

・休養を取る
ストレスが少しずつたまっていくと、無意識のうちに睡眠や食事といった生活習慣が乱れがちになってきます。特に睡眠は心身を休ませて自律神経を整えるために欠かせないものですが、ストレスによって不眠の症状が出てくると自律神経の動きやホルモンバランスが悪くなり、さまざまな病気にかかりやすくなってしまいます。

「ストレスでイライラするから眠れない」と考えがちですがこれは逆で、眠らないからストレスが解消されずにイライラするのです。夜少しでも眠れるように日中意識して体を動かしたり、シャワーで済ませずお風呂につかって体をあたためたりして、眠くなるような工夫をするといいでしょう。

・心身のリフレッシュ(好きなことをしてみる)
ストレスがたまってくると、身体的にも精神的にも緊張した状態になります。筋肉がこわばるため肩こりや頭痛が起こりやすく、焦燥感や不安感が強くなる為、ちょっとしたことでも悪い方向にとらえたりします。

こうした状態をやわらげるためには、好きなことをしてリフレッシュすることが有効です。『音楽を聴く、美味しいものを食べる、ジョギングする』など、好きなことなら何でも構いません。好きなことをすることで、体の緊張がほぐれ、体をリラックスさせる副交感神経の働きがよくなる為、気持ちも少しずつ解放されストレスが軽減されていくでしょう。

・人と話す
ストレスがうまく解消できず溜まり続けてしまうと、気力が低下して外に出るのが面倒になるなど徐々に深刻な状況に陥りはじめます。そこまで進む前にストレスをこまめに解消するには、すぐ実践できる方法をとるのが一番です。

時間もお金もかからない方法としておすすめなのが人と話すこと。直接会ってもいいですし、電話でも構いません。職場の同僚や先輩、家族、プライベートでの友人など、怒りやつらさや悲しさといった感情を素直に伝えられる相手に対して話すことで、自分も改めて状況や自分の感情を客観的にとらえられると同時に、承認欲求が満たされます。

「それはつらかったね」と共感してもらえるだけで、気持ちはずいぶん楽になりストレスが軽くなるはずです。

ストレスの原因は何か、どうしたら解消できるのかが自分で分かっている場合は対処がしやすいですが、分からなかった場合はどうしても不安になりがちです。
しかし、ストレスを受けている自分を責めるのではなく、ストレスは常に受ける可能性があるのだととらえて、上記のような方法をできる範囲で実行してみましょう。

3-2.働く環境を変えたい時にできること

ストレスを軽減させるためには働く環境(周囲)を変えるのがもっとも近道だと思った場合は、次のような方法を試してみても良いでしょう。

・上司や同僚に相談する
職場の上司や同僚、先輩など信頼できる人がいるなら、まずはその人だけに現状について相談してみましょう。
自分よりも経験も立場も上の人達に相談することで、不安が解消される有意義なアドバイスをもらったり、周りの環境を変えてくれるよう働きかけてくれるかもしれません。

自分ひとりでは出来ない事・深刻なことも、周りの人からすればそこまで難しい問題ではないことは多々あります。
信頼できる仲間が一人でもいるのであれば、その人に話してみてください。

・人事部・総務に相談する
社員が働きやすい環境をつくるべく日々動いているのが人事・総務部です。直属の上司や部下のように自分と直接的な上下関係があるわけではないため、相談すれば客観的な判断をしてもらえる可能性があります。
例えば同じ部署の先輩社員とぎくしゃくしている場合、人事部の課長や部長クラスの社員に現状を伝えたことで、中立的なアドバイスをもらえたというケースがあります。人事部は、自分のことも先輩社員のことも状況を把握していますので、現状改善だけでなく部署移動といった手段も含めて相談に乗ってくれる可能性は高いでしょう。

一から転職活動をするのはとても精神的にも体力的にも大変です。人事部や総務部と言った管理部門がしっかり整っているいる職場であれば、遠慮なく相談してみて下さい。

・社長や経営層に相談する
一定規模の企業だと難しいかもしれませんが、中小企業やベンチャー企業のように経営のトップ層との距離が近い場合は、最終手段として社長や経営層に直接相談するという方法もあります。
会社が悪いのではなく、一部の人達によって働きにくく、ストレスのかかる環境になっている事は多々あります。その現状に、中々経営者は気がつけていない、という事もあるのです。

例えば「有給休暇を取りたいのですが〇〇な状況なので3ヶ月以上調整し続け、まだ取れていません」など、現状について直接報告すれば、理想として掲げている社内環境とは違う状況になっていることを知った社長や経営層がその権限によって制度を改変したというケースもあります。

ただし、社長や経営層に話をするのであれば、相談というよりも現状を良くしたいという意図を見せながら提案するという形をとるほうがいいでしょう。

こうした方法をとっても状況が変わらずストレスが解消されないのなら、転職を視野に入れる段階です。ストレスを受け続けることが分かっているのに所属し続けるよりも、新しい環境でがんばるほうがいいでしょう。
働く環境を改善できないかできることはやってみて、それでも難しかったらその環境から離れることをオススメします。自分の心身の健康のためにも、我慢は禁物です。

4.まとめ

職場はさまざまな人と長い時間を過ごす場所である上に、労働による成果も求められる場所ですから、多かれ少なかれストレスを受けるのは避けられません。
だからこそ、受けるストレスを最小限に抑えながら、こまめにストレスを解消してためこまない工夫が必要です。

この記事を参考に、自分の才能やスキルをしっかり発揮するためにもストレスと上手に付き合い解消する方法を見つけてみてください。